高画質文字放送に対応したフォント『ヒラギノTVゴシック』が登場

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高画質に対応したフォントが必要な理由

4K・8Kと高画質な映像を楽しめる時代になってきましたが、同時に字幕や番組表、さらには天気やニュースなどの文字情報もテレビ、パソコン、スマートフォンなどを様々なデバイスから得られるようになってきました。

“ば”と“ぱ”がわかりやすい例でしょうか。

2006年に読みやすさを考え開発されたUDフォント(ユニバーサルデザイン書体)がイワタより最初に発表され早いもので11年目となります。

発表当初は読みやすさを追究した結果、美しくないとデザイナーに言われたりもしましたが、高齢化や文字情報が多くのデバイスで扱われるようになった結果読みやすさを追究したこのようなフォントが数多くのフォントベンダーより開発され少しずつ我々の生活にも浸透してきました。

そんな中で2018年4月にはBSで4K画質での放送開始が決まるなど4K(3840ピクセル × 2160ピクセル)や8K(7680ピクセル × 4320ピクセル)のディスプレイではさらに1画面に表示される文字情報が増え高画質文字情報の時代となります。

高画質時代に対応していないフォントを高画質モニターで表示されると細かな文字は潰れてしまって読みにくくなるため、さらに読みやすさを追究したフォントが必要になりました。

SCREENグラフィックソリューションズが高画質文字放送に対応したフォントを開発

今回発表されたヒラギノTVゴシックはこのような問題に対策を講じたフォントとなります。

4K・8K放送に対応したヒラギノTVゴシックを開発
(SCREENグラフィックソリューションズ)

ヒラギノ 丸ゴ Pro W4とヒラギノ TV 丸ゴ Pro W4を比較

この画像を小さくしてみます。

ヒラギノ TV 丸ゴシックは画像データしか手元に無いため画像の縮小によるエッジのボケ具合が出ていますが、注目すべきはひらがな。上下比較すると空間が広くとってあったり線が少し短くしていたりして読みやすくなっているのがわかりますでしょうか?

これから我々の生活の中にさらに読みやすさを追究したフォントが使われるようになりますがフォントの与えるイメージはとても大切です。

印象を与えるフォントと実用性を優先するフォントの使い分けが我々デザイナーには必要ですね。

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投稿者: ヤマシタヒトシ

名古屋のすぐ西隣、あま市でグラフィック、Webのデザインとフォトレタッチをしております。 また日本デザイナー芸術学院、名古屋デザイナー学院のデザイン専門学校と大垣女子短期大学にて非常勤講師、クリエイトベースカナヤマでパソコンインストラクターもしております。