クラウドアイデアボード『BeeCanvas』のツールを続いて紹介!その2


最初に用意されたキャンバスの種類と特徴を紹介

2回目となるBeeCanvasの紹介。

=前回の記事はこちら=
使い方自由に!クラウドアイデアボード『BeeCanvas』を紹介!その1
http://blog.yamashita-design.com/2017/10/beecanvas_part1/

今回から本格的に使い方の解説とこんな形に進化してくれたら嬉しいなーという個人的な要望を加えた記事になります。

まず最初は画面周りから紹介します。

最初にアカウントを作成した直後の画面はこちら。

既に[How to use BeeCanvas]と名前のついたプロジェクトはありますが、これはお手本です。こんな事が出来るんだなーというイメージの参考に一度見ておく事をオススメします。

イメージを頭の中に少し作ったところで自分でプロジェクトを作成しましょう。
先程の画面の右下の紫の円にプラスマークのボタンを押します。

プロジェクト名を入れて作成を押すだけです。
とっても簡単。

このプロジェクトが作成出来たら次はキャンバスを作成します。
操作は右下の紫色のプラスマークボタンをクリック。

キャンバスは既にテンプレートが5種類用意されていています。

用途も含め順にご紹介いたします。

Slide
真っ白なキャンバスとなるSlide。
横長のレイアウトとなるのでスライドでのプレゼンテーション用途向け。

Page
Slide同様真っ白な縦長のキャンバスとなるPage。
プリントアウトを目的とした用途向け。

Meeting Note
ミーティングノートのテンプレート。
ミーティングノートとはミーティング資料いわゆる議事録。
出席者(Attendees)、議題(Agenda)、議事録(Notes)、決定事項(Goal)、次回議題項目(Next Meeting Agenda Items)などの欄が既に用意されています。

Lean Canvas
リーン・キャンバスのテンプレート。
リーン・キャンバスとは簡単に言えばビジネスモデルの設計資料。
課題(Problem)、解決方法(Solution)、主要指標(Key Metrics)、ユニークな特徴(Unique Value Proposition)、競合と異なる優位となる点(Unfair Advantage)、顧客への経路(Channels)、ターゲットとなる顧客(Customer Segments)、コスト構造(Cost Structure)、収益の流れ(Revenue Streams)を1ページに集約し作成します。

Business Model Canvas
ビジネスモデルキャンバスのテンプレート。
ビジネスモデルキャンバスとはビジネスモデルを考える際に9つに分けた要素の繋がりと変化を視覚的に理解する資料。
外部パートナー(Key Partners)、主要活動(Key Activities)、要素を提供するために必要となる資源(Key Resources)、与える価値(Value Propositions)、顧客との関係(Customer Relationships)、顧客への経路(Channels)、顧客(Customer Segments)、コスト構造(Cost Structure)、収益の流れ(Revenue Streams)の9つの要素を1ページ目に集約し、2ページ目に参照資料(References)が貼り付けられるようになっています。

以上の5つのテンプレートから選択をするのですが、後半3種類のテンプレートが目的に合うものでなければ難しく考えず資料作成なのかスライド作成なのかでSlideかPageを選ぶくらいで良いです。
最初のキャンバス決定に時間をかけてはいけません。

ちなみにキャンバスのサイズを指定したい場合は一度キャンバスを選んでから画面左上のキャンバスタイトルの右端にあるキャンバス設定/ページサイズの編集から変える事が出来ます。

単位はありませんが、ピクセルサイズで設定が可能です。

こうなったらいいな

テンプレートは真っ白が2つ、明確な用途が決められたものが3つですが使う人によってカスタマイズしていきたいところ。テンプレートを登録する機能があるといいなと思います。
また有料会員ならもっと様々なテンプレートが用意(ヘビーユーザーから投稿や販売)されていたらいいなと思います。

画面上段のプロパティバーから紹介

キャンバス編集画面に入るとキャンバスの回りには以下のウインドウが並びます。

上段=プロパティバー
左側=ツールバー
右側=ズームコントローラーとページナビゲーション

非常にシンプルな構成になっています。

プロパティバー(1段目)

ではまずは画面上端の黒い帯状のプロパティから解説

リスト
左上端に表示されるボタン。

表示するキャンバスを切り替えたい時にわざわざウインドウを閉じたりする事をしなくても表示するキャンバスを変更する事が可能です。
検索でキャンバスを探す事は出来ますが、キャンバスタイトルに対しての検索のみとなります。キャンバス内で入力したテキストに対しての検索までは出来ません。

こうなったらいいな

タイトル検索とキャンバス内テキスト検索を選択し検索が出来たらいいなと思います。「〇〇の話したのって何の時だっけ?」なんて時にはやはりキャンバス内テキストの検索が必要になります。

ロゴ
上真ん中に表示されるロゴ。

BeeCanvasのロゴをクリックするとキャンバス選択の画面に戻る事が出来ます。
もともとBeeCanvasはキャンバス選択の画面からキャンバスをクリックした時点で別タブで選択したキャンバスを開きますからこのロゴをクリックすると2つ目のタブがキャンバス選択画面となります。
ウインドウ増殖に繋がりますので個人的には必要ないかなと思いました。
ちなみにProfessional会員はカーソルを重ねロゴの横に表示される鉛筆マークをクリックするとBeeCanvasのロゴを好きな画像に変更する事も可能です。
プレゼンテーションの時は全画面表示になるのでロゴは表示されません。何のためにあるんだろう…。

検索
右上に表示される虫眼鏡。

キャンバス内のテキスト情報から検索が出来るくらいかなと思っていたのですが、機能としては充実。
キーワード検索からキャンバス、コメント、パーツから探す事が出来ます。
該当する項目をクリックするとそのページを表示させる事が出来るので編集箇所へのアクセスも楽になります。

通知センター
右上に表示されるベル。

シェアしているメンバーが編集作業すると通知が届きます。
この通知内容をクリックするとダイレクトでキャンバスが開きます。

こうなったらいいな

通知内容をクリックしたらキャンバスを開くだけでなく編集箇所のページまで画面をスクロールして表示する機能があるとどこを変更したかが確認しやすくなるので便利なのになと思います。
ただ、変更箇所が複数ページに渡ってあるとどういった挙動をすればいいかが悩みどころ…
Gitのような更新管理機能まで持たせる事が出来たら便利なので有料会員はそこまで使えるといった差別化をしてくれたら嬉しいですね。

アカウント設定
右上に表示されるユーザーアイコンとアカウント名が表示。

プロフィールの設定が行えます。

有料プラン時は支払情報、有料会員の管理となる管理コンソール、支払い履歴などが表示されるため管理者アカウントの場合には活用される場所です。

また無料アカウントの場合はアカウント名の横にはアップグレードの文字が表記されクリックするとプランごとの解説が表示。

有料アカウントのユーザーの場合は契約中の機能にどんな機能があるかが一覧となって見る事が出来ます。

プロパティバー(2段目)

アウトライン
一段下がってキャンバスタイトルの右隣にある三本のバーがアウトライン。

開いているキャンバスの各ページにつけられたタイトルが表示されますので選択する事で一気にスクロールし表示をする事が出来ます。

プロパティメニュー
アウトラインの右端にある3つの点にはプロパティメニューがあります。

先にご紹介したキャンバスサイズの編集の他にも複数のキャンバスを探す時に便利なお気に入りにしたりProfessional会員から使う事が出来るパスコードの設定が出来ます。

プロパティメニューから間を空けて右端にアイコンがいくつか並びます。

ログインユーザー
現在開いているキャンバスにログインしているユーザー一覧を表示する事が出来ます。


編集箇所が被らないようにログインユーザーのカーソルが作業領域に表示されるだけでなく、編集中のパーツには触れることすら出来ないようになっています。

シェア

BeeCanvasのアカウントを持っている人のメールアドレスを入れて共同編集者を加えたり、シェア用リンクURLを作り多くの方に見てもらったり、コメントをもらったりする設定があります。

キャンバスのバックアップと復元

Professionalユーザーになるとキャンバスデータは書き出し保存(エクスポート)する事も出来るので完結から時間が経った後でも読み返したい場合には非常に便利、書き出し保存されたデータを読み込む(インポート)もここから出来ます。

ファイルにエクスポートする

有料アカウントになるとキャンバスを高品質PDFファイルに書き出す事が出来るようになります。
インターネットが出来ない環境でプレゼンテーションをする際には必要な機能です。
本来は有料アカウントにアップグレードすると扱えるようになるのですがProfessionalプランでも出来ませんでした。プロモーション用のプランだからかもしれません。

印刷

キャンバスをプリントアウトする事が出来ます。
用紙に対し小さめにプリントアウトするとメモ書きが出来る欄が用紙右側に自動的に作られるようになります。

スライドショー
作成したキャンバスをスライドで見せたい場合に使用します。
スライドショーの操作は他のソフトと大きな変動はありません。

次ページへ進む/左クリックor右矢印or下矢印
前ページへ戻る/右クリックor左矢印or上矢印
スライドショーを終わる/Esc

こうなったらいいな

KeynoteやPowerPointのように時間や次のスライド、発表者用ノートなどが設定出来るとプレゼンテーションソフトとしてそのまま使えるのになと思いました。

写真はKeynoteのスライドになります

ズーム
細かな操作もあるのでズーム操作は手早くやりたいもの。
+マークや-マークをクリックしてもいいですが細かい場所のクリックは疲れます。
そこでちゃんとショートカットも用意されています。

Command+”+”/ズームイン
Command+”-“/ズームアウト
Command+”0″/ズームレベルのリセット
ズームレベルのリセットは表示領域幅にページ幅を合わせるというズーム方法です

便利なショートカットとしては以下の操作があります。
Command+スクロールホイール/ズームイン・アウト

こうなったらいいな

Adobe Illustratorのような
Space+Command+ドラッグ/ズームイン
Space+Command+option+ドラッグ/ズームアウト
のショートカットも追加して欲しい

Command+”+”のズームインがテンキーの+なら可能ですが
Macだけかもしれませんが、文字キーではShiftを一緒に押さないと+の入力が出来ません。
するとCommand+Shift+”;”の認識になってしまいズームしない問題がありました。
Macはテンキーの無いMagic Keyboardが今は基本構成となり、
テンキー付のものはオプションとなりますのでCommand+Shift+”;”をCommand+”+”として認識して欲しいです。

ナビゲーターのエリアを紹介

次に画面右端サイドバーにあるナビゲーター内を紹介します。

ページ
ページ関連の操作はナビゲーター内のページの上で右クリックし行うのが一番楽です。

新しいページの追加/選択したページの次のページに新規ページを追加
ページの複製/選択したページの次のページに同じページを複製
ページのコピー/選択したページをコピー
ページの貼り付け/コピーしたページを選択したページの次に貼り付け
ページの削除/選択したページを削除

右クリックメニュー以外にナビゲーター内のページ上で出来る操作は以下があります。
ページの移動/ページを他ページの間へドラッグ

気になる最大ページ数ですが、空白ページで200ページまで作ってみました。
まだまだ行けそうだったのですが、まとめてページを選択する事もまとめて削除する事も出来ないためここまで。
地道な削除は面倒でした…

こうなったらいいな

ナビゲーター内でページを他のページの間にドラッグする事で簡単にページ移動が出来ます。
しかし複数ページの選択は出来ないのでまとめて移動が出来ません。

Shiftキーを押しながらページ選択で2ページ間全てのページを選択
Commandキーを押しながらページ選択で複数ページを個々に選択
この2つの操作は是非つけて欲しいなと思います。
また複数選んだ上での右クリックメニューの操作も継承していただけると嬉しいですね

最後に作業スペースの紹介

画面中央の作業スペースでの基本となるスクロール操作をまずはお伝えします。

ページタイトル

各ページには印刷には表示されないページタイトルをつける事ができます。
作業エリア内の各ページの上に黒い帯があり左端にある『ページタイトルの入力』をクリックする事で入力出来ます。

ちなみにこのページタイトル、先に紹介したアウトラインで表示されるページ名になったり、ナビゲーターで表示されるページにも名前の一部が表示されます。データ管理をしやすくする意味でも名前は入れておくようにすると良いでしょう。

ページタイトルと背景色

右端の白い小さなボックスは背景色です。白以外にもいくつか色が用意されておりカーソルを重ねると他のカラーが選択出来ます。

スクロール
画面のスクロールはスクロールバーを操作していては非常に面倒。
ブラウザ操作の定番となるスクロールホイール以外の操作も紹介します。

スクロールホイール/上下スクロール
shift+スクロールホイール/左右スクロール
Space+ドラッグ/360度スクロール

Adobe Illustratorでも定番のSpace+ドラッグの操作があるのは便利でした。

 

今回はここまで!

マニュアルレベルのボリュームになってきましたので
今回はここまでとします。

また次回をお楽しみに。

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投稿者: ヤマシタヒトシ

名古屋のすぐ西隣、あま市でグラフィック、Webのデザインとフォトレタッチをしております。 また日本デザイナー芸術学院、名古屋デザイナー学院のデザイン専門学校と大垣女子短期大学にて非常勤講師、クリエイトベースカナヤマでパソコンインストラクターもしております。